船田 良邦
日本星景写真協会・中部天体写真同好会会員
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長野県の南信生まれです。高校三年生まで長野県に住んでいました。
小学校三年生ごろから星を見ることに興味をもつようになりました。超不器用にもかかわらず、一枚玉(=ノンアクロマート)の対物レンズで望遠鏡を自作。色収差(そんな言葉もまだ知らなかった)がすごかったにも関わらず「望遠鏡だとこんなにきれいな虹が見えるんだ!」と感心していました。やがて、お年玉を貯めて口径40mmの屈折望遠鏡を購入。小学校時代の夢はもちろん天文学者になることでした。 しかしながらその夢は中学生になったとたんもろくも崩れ去りました。というのも数学や理科がかなり苦手だったからでした。(ただし天文関連の問題がテストに出た時だけは高得点でした。)余談ですが、現在、どちらかというと理科系の仕事をしているのはどういう運命のいたずらなんでしょうか。 さて、いつしか天文に対する興味も薄れ、高校に入る頃から、結婚を経て、子供が5、6才になるころまで長い冬眠生活が続きました。 子供が5、6才になったころ、実家に帰省して夜なにげなく星空を見上げたちょうどその時、大火球が流れました。ゆっくりと流れ、途中で色を変えながら、最後には2つに分裂しました。流星痕が数分間残っていました。 そこで再び天文に目覚めましたが、写真には興味が行きませんでした。 …その興味も次第に薄れ、またもや長い冬眠。そして数年前、やはり実家に帰る途中、峠で車を止めて星空を見上げたら、南の空には素晴らしい天の川が見えていました。その時、私は心の中でこう叫んだのでした:「この天の川を写真に撮りたい!」 その翌週にはカメラ店に足を運んだことは言うまでもありません。 そしてその熱病は幸か不幸か現在まで続いています。 =☆☆☆= というのが、私の星景写真歴の発端ですが、機材も経験もそしてそもそも絵心も全くない文字通りゼロからの(いやマイナスからの?)スタートでした。 その後、手に入れたのは友人から譲っていただいた中古のPENTAX6X7。そのカメラを今でもメイン機材として使っているアナログ人間です。 性能のよいデジ一ももちろん欲しい今日この頃ですが、何せ万年金欠病。果たしてその日はやってくるのでしょうか? 船田良邦(mixi名:サブーイ兄) |
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