初西穂

1999年3月24日〜26日

 自分の体力と運動神経を考えると到底夢の世界だった「雪山」。その雪山のほんの入り口でしょうが、西穂山荘まで行ってまいりました。
 60リットルのザックいっぱいに防寒着とカメラ2台を詰め、白銀の山々と星たちの素晴しい写真を頭に描きながらロープウェイの駅を出発。歩き始めると、思っていた以上に暑く、途中からTシャツ1枚で汗を拭きながら登り、無心に足を上げているうちに山荘に到着。「登ったあとのビールがうまいんだ」とのHaさんの言葉に、確かにビールはいいもんだなあと思いつつ乾杯。
 幸い雲が高く、丸山に登ってみると1歩1歩高くなるにつれて景色が素晴らしいことに感動。焼岳と乗鞍の風景と星を写したいものだと、あれこれ考えつつ夜を迎えました。が、雲が厚く1等星がやっとという状況で撮影は断念。
 しかも山荘で流れている天気予報を見ると、天候が今後悪化しそうとのことで2泊の予定を短縮して下山することに。次回の健闘を誓いつつ下山。
 ところが、下りは山荘直後の急坂が大変なこと大変なこと。Yhさんに後ろからアドバイスを受けつつ、やっとこさで下りてきました。私としては、登ったあとのビールより、下りてきたあとのビールが欲しいところでした…。それにしても下りは苦労しました。
 今回はHaさんとYhさんのおかげで何とか無事に山行を終えることができました。おかげで山での素晴しい景色にすっかり虜となってしまいました。
 皆様、山に行かれる際は是非私もお供させてください。


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