山頂で『かき氷』

1992年8月

 「かき氷」と言えば、鏡平山荘が有名ですが、普通の山行では、あまり口にすることができません。そこで、今回は低山のトレッキングの友として「かき氷を!」ということで、さっそく猿投山に出掛けてきました。
 スポーツドリンクをサーモボトルごとフリーザーに入れ、約15時間程凍らせておいたものをザックに詰め込み、一路、瀬戸市にある盗難厄除で有名な雲興寺に向かいました。雲興寺までは自宅から車で約1時間。そこから東海自然歩道を歩き、約2時間で山頂に着くことができました。
 当日は東邦高校と天理高校の準々決勝があり、名古屋の予想最高気温が33°と言う暑い一日でしたが、サーモボトルの中身はほとんど溶けることなく、シェラカップいっぱいの「かき氷」を食べることができました。しかし山頂は蚊が多いので早々と下山することにしました。
 雲興寺にもどっても氷は4分の1くらいは残っており、いったん凍ったものはなかなか溶けないようです。それから、氷を持っていくと、水筒の保冷材の役目をはたし、水が温くならないというおまけ付きです。
 ちなみに、山頂から二つ手前の痩尾根のところにある休憩所は蚊がいないので、猿投山に行く人におすすめします。


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