ウルフ・ネット写真展示館へようこそ!


 いま夜空には電灯の光があふれ、暗闇と星空が急速に失われつつあります。しかし、人が自然の一部であるのならば、「夜」という自然現象の本来の姿もまた、決して忘れてはならないものでしょう。
 夜の世界には幾千もの顔があります。月光を浴びて蒼く幻想的に光り輝く雪原、強風にガスが激しく行きかう深夜の山稜、村里の木陰にきらめく一番星、ほとんど星の見られない都会の夜空など。そして、それぞれの夜の世界で、星の輝きは宇宙の神秘を私たちに語りかけ、月の光は闇を蒼白く照らして人の感性をいたく刺激します。
 失われゆく「夜」を少しでも記憶にとどめたい・・・そんな思いから、私たちは長年にわたって、一貫して「星のある風景」を撮り続けてきました。
 この写真展示館は、4半世紀にわたるメンバーの撮影活動のストックの中から、3つの大きなテーマに沿って選出した130作品+αを公開するものです。星空を見上げたときのさまざまな原体験を想起し、それを表現することをめざしています。
 整理済みの作品から優先して選出したため、古い作品が多くて恐縮ですが、適宜、更新していく予定です。どうぞ、ごゆっくりお楽しみください。


<展示写真について>

 展示写真の多くは、ポジ原板をデジタルカメラで複写したものです。そのため、スキャナーで読み込んだ一部の作品と比べると、高輝度ディスプレイなどではアラが見えるものがあります。また、解像度の変更で星の軌跡がギザギザになるなど、デジタル写真特有の避けがたい難点がありますことをご了承ください。やむをえない事情により、数作品だけ多少のトリミングを行っておりますが、他はノートリミングです。
 各画像は以下のグレースケールに合わせて、原版になるべく忠実にレベル調整などの画像処理を施しました。よろしければ、画面の輝度を調整の上ご覧ください。



 大部分の作品には100字程度のコメント文を付けてあります。横構図の写真の場合、お使いのパソコンやブラウザの設定によっては、コメント文の部分が画面下に大きくはみ出してしまうことがあります。その場合、ご面倒ですが、ブラウザの表示フォントを一回り小さい文字に変更してご覧ください。

          *IEの場合:「表示」→「文字のサイズ」→「小」など。

 なお、本サイトのすべての画像について、著作権法で認められた範囲を超える無断流用はご遠慮ください。また、リンクしていただける場合は、ご一報の上、トップページへのリンクをお願いいたします。以下のバナーをお使いいただければ幸いです。



HOME