海をみつめて

渥美半島赤羽根海岸
1998. 1.26

Yh-126 
 遠い漁火の上に、暗赤色の細い月がポッと顔を出した。それは急速に輝きを増し、海を金色に染めながら上昇していった。無彩色の夜は、おごそかな雰囲気のうちにフィナーレを迎えようとしている。
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