妖魔の刻

吉野・蔵王堂
1993. 4.17

Kt-003 
 昼間の騒がしさがウソのような深夜の吉野山。人の時間と妖魔の時間が、丑の刻に切り換わったかのようだ。ライトアップされて神々しいまでの夜桜が、春の夜風に妖しく揺れていた。
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