月の光
立山雷鳥平
2001. 8. 2
Yh-206
テント場が夜の闇にすっかり埋もれてしまったころ、山の端がほんのりと赤味を帯びてきた。月だ! 蒼い幻想的な世界がゆっくりと開かれていく。やがて、まばゆい光が谷間に差し込み始めると、沢がきらめき踊りだした。
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